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丹治
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たんじ
ふりがな文庫
“
丹治
(
たんじ
)” の例文
小坂
丹治
(
たんじ
)
は
香美郡
(
かみごおり
)
佐古村
(
さこむら
)
の
金剛岩
(
こんごういわ
)
の
辺
(
ほとり
)
で小鳥を撃っていた。丹治は土佐藩の
侍
(
さむらい
)
であった。それは維新のすこし前のことであった。
怪人の眼
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
こゝに以前此の家に奉公を致していました
丹治
(
たんじ
)
と申す
老爺
(
じゞい
)
がありまして、時々見舞に参ります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
頗
(
すこぶ
)
る付きの別品、しかも実の有るのに
想
(
おも
)
い附かれて、叔母さんに油を取られたと云ッては
保護
(
ほうご
)
して
貰
(
もら
)
い、ヤ何だと云ッては保護して貰う、実に羨ましいネ。明治年代の
丹治
(
たんじ
)
と云うのはこの男の事だ。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“丹治”で始まる語句
丹治比
丹治峯均
丹治瑩斎
丹治峯均筆記