“丹治峯均筆記”の読み方と例文
読み方割合
たんじほうきんひっき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丹治峯均筆記たんじほうきんひっきにはまた、こんな話ものせてある。武蔵、幼年から父の兵法を見て、いつも口賢くちさかし誹謗ひぼうする、無二斎はわが子ながら気にくわないでいる所、当時、楊枝ようじを削っている室に武蔵もいた。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)