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丹女
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たんじょ
ふりがな文庫
“
丹女
(
たんじょ
)” の例文
庭さきから、ふと、陽あたりのよい小書院の縁をふり
顧
(
かえ
)
って、
丹女
(
たんじょ
)
はあわてて、そこにいる老母のそばへ、起しに行った。
日本名婦伝:小野寺十内の妻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この秋の暮、ふっと、
燈
(
ひ
)
の消えるように、九十余の老母は死んだ。良人の帰らぬ旅立ちも、老母の死にも、いまは動じることのない
丹女
(
たんじょ
)
であった。
日本名婦伝:小野寺十内の妻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“丹”で始まる語句
丹
丹波
丹精
丹塗
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丹田
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丹青