中半なかば)” の例文
さらばこの男の血を見たらむには、わが気力も昔に帰りてむかなぞ、日毎に思ひめぐらし行くうちに此の三月の中半なかばの或る日の事なりき。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)