“両道”の読み方と例文
読み方割合
ふたみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃の二人の自分に対する情熱が、揃いも揃って絵巻物の魔力と、自分の肉体の魅力との両道ふたみちかけたもので、しかも、それ以外の何ものでもなかった事を露ほども疑わなくなっている頃であった。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)