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世潮
ふりがな文庫
“世潮”の読み方と例文
読み方
割合
せちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せちょう
(逆引き)
法月弦之丞は学徒ではござらぬ。また憂国の士でもござらん。弱い人間の微情にひかされ、武士という形づけられた意気地に押されて、ここに立った一個の放浪者——、
世潮
(
せちょう
)
を
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
江戸の
禄
(
ろく
)
を
食
(
は
)
んだ家に生まれた江戸の武士、このきずなをどうしよう! いや、それはもう、
清濁
(
せいだく
)
の時流を超え、
世潮
(
せちょう
)
の
向背
(
こうはい
)
をも超えてどうにもならない性格にまでなっている
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
世潮(せちょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
潮
常用漢字
小6
部首:⽔
15画
“世”で始まる語句
世
世界
世間
世話
世帯
世人
世辞
世嗣
世故
世子