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且鞮侯
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そていこう
ふりがな文庫
“
且鞮侯
(
そていこう
)” の例文
血が血だけに
胡風
(
こふう
)
になじむことも速く、相当の才物でもあり、常に
且鞮侯
(
そていこう
)
単于
(
ぜんう
)
の
帷幄
(
いあく
)
に参じてすべての画策に
与
(
あず
)
かっていた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
この荒療治のおかげで、不幸にも蘇武は半日
昏絶
(
こんぜつ
)
したのちにまた息を吹返した。
且鞮侯
(
そていこう
)
単于はすっかり彼に
惚
(
ほ
)
れ込んだ。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
翌、
太始
(
たいし
)
元年、
且鞮侯
(
そていこう
)
単于
(
ぜんう
)
が死んで、陵と親しかった
左賢王
(
さけんおう
)
が後を
嗣
(
つ
)
いだ。
狐鹿姑
(
ころくこ
)
単于というのがこれである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“且鞮侯”の解説
且鞮侯(しゃていこう、拼音:Qiĕdīhóu、? - 紀元前96年)は、中国前漢時代の匈奴の単于。伊稚斜単于の子、呴犁湖単于の弟。単于号が無く、且鞮侯というのは名で、姓は攣鞮氏。
(出典:Wikipedia)
且
常用漢字
中学
部首:⼀
5画
鞮
部首:⾰
18画
侯
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
“且”で始まる語句
且
且又
且那
且忠
且学之広博