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不面目
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ふめんぼく
ふりがな文庫
“
不面目
(
ふめんぼく
)” の例文
これは帯に
拘泥
(
こうでい
)
するからである。しかしこれは自慢の例じゃ。得意の方は前云う通り
祟
(
たた
)
りを避け
易
(
やす
)
い。しかし
不面目
(
ふめんぼく
)
の側はなかなか強情に
祟
(
たた
)
る。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そのときこそ、今日の
不面目
(
ふめんぼく
)
がつぐなわれ、それと同時に、皇軍の機械化兵力が大きな飛躍をするのだ。泣いているときじゃない。失敗を発条として、つよくはねかえせ。
未来の地下戦車長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
と、相良金吾は、やや
不面目
(
ふめんぼく
)
な様子をして
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
不面目
(
ふめんぼく
)
なことですこと。」
ジャン・クリストフ:12 第十巻 新しき日
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
下層社会の女などがよくあの人は
様子
(
ようす
)
が
宜
(
い
)
いということをいうが、様子が宜い位で女に惚れられるのは、男子の
不面目
(
ふめんぼく
)
だと思います。様子が宜いというのは、人を
外
(
そ
)
らさないということになる。
模倣と独立
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“不面目”で始まる語句
不面目丈