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不用
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いらな
ふりがな文庫
“
不用
(
いらな
)” の例文
「
宜
(
よろ
)
しい!
不用
(
いらな
)
けゃ三円も上げんばかりだ。泣くな、泣くな、可いじゃないか
母上
(
おっか
)
さんの方から
母
(
おや
)
でもない子でも無いというのなら、
致
(
いたし
)
かたもないさ。無理も大概にして
貰
(
もら
)
わんとな」
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
私に金を
請
(
ねだ
)
るのさ、見ると可哀そうな乞食なので、いくらか金を
呉
(
く
)
れてやると、持っていた包を差し出して私に呉れるというじゃないか。私が
不用
(
いらな
)
いと断っても、どうしても取れっていうのだよ。
西班牙の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
... 馬鹿にしてらア。手紙なんぞ書かないから、帰ったらそう言っておくれ。この三円も
不用
(
いらな
)
いよ」と投げだして「
最早
(
もう
)
私も決して来ないし、今蔵も来ないが可い、親とも思うな、子とも思わんからと言っておくれ!」
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“不用”の意味
《名詞・形容動詞》
不 用(ふよう)
役に立たないことやもの。無駄なもの。そのために所持することに執着しないこと。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“不用”で始まる語句
不用心
不用意
不用分
不用物