下襟したえり)” の例文
胸を正すと、強右衛門は汚い着物の下襟したえりを、ぐっと帯から上へ引きあげて、その縫目ぬいめみついた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)