下碑かひ)” の例文
介や箭四郎やしろうたちに、そう語っているあいだに、吉光の前は、十八公麿をつれて、つぼの石井戸のそばに立たせ、下碑かひの手もからずに、自身で水を汲みあげて、よごれている足や手を洗ってやっていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)