“下千早”の読み方と例文
読み方割合
しもちはや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下千早しもちはやへ敵が迫ッて、そこの避難所もあぶないとなり、幼い子らを負ッたり手を引いたり、矢たけびを後に、逃げのぼったあの日でさえ、正成は妻子へ姿を見せてもいなかった。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)