“上舟”の読み方と例文
読み方割合
のぼり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しきりと、ひきとめたが、皆、胸がいたんで長居ができなかった。芝村しばむらの腰かけ茶屋へ来て、昼飯ひるをつかい、淀の上舟のぼりの時刻を聞いて、それまで、奥の床几しょうぎで一眠りしていた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)