上包うわづつ)” の例文
兼好法師の消息の上包うわづつみを、文庫の屋根裏から発見したと、狂喜されたことなどあった。生涯を文庫の再建と、鎌倉文献の研究にささげて来た先生も、よわいすでに八十。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)