上候あげそうろう)” の例文
... かえりみず文さし上候あげそうろうこなた心少しは御汲分おんくみわけ………」とか「ひとかたならぬ御事のみ仰下おおせくだされなんぼうかうれしくぞんじ色々はずかしき身の上までもおはなし申上げ………」
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)