“七夕祭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たなばたまつ50.0%
たなばたまつり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七夕祭たなばたまつりの祭壇に麻や口紅の小皿こざらといっしょにこのおはぐろ筆を添えて織女にささげたという記憶もある。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
小樽おたるに名高きキトに宿りて、夜涼やりょうに乗じ市街を散歩するに、七夕祭たなばたまつりとやらにて人々おのおの自己おのが故郷のふうに従い、さまざまの形なしたる大行燈おおあんどう小行燈に火を点じ歌いはやして巷閭こうりょ引廻ひきまわせり。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)