一論判ひとろっぱん)” の例文
それに、久しい無縁墓だで、ことわりいう檀家もなしの、立合ってくれる人の見分もないで、と一論判ひとろっぱんあった上で、土には触らねえ事になったでがす。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)