“一殊勲”の読み方と例文
読み方割合
いちしゅくん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筑前と自身とを、対等にられることさえ、不愉快この上もないのである。いわんやその者のたまたまあげた一殊勲いちしゅくんによって、数十年来の織田家における元老的地位を閑却かんきゃくされて堪るかと思う。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)