“一旬”の読み方と例文
読み方割合
いちじゅん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わず一旬いちじゅんのうちに、弦三と素六の兄弟と、優しい母と姉とをうしなった彼女は、この次の、父の誕生日に集るであろうところの、僅か半数になった家族のことを想って、胸のせまるのを覚えた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)