一寐入ひとねい)” の例文
人見廣介は黙って船室に入ると、先客達からずっと離れた、隅っこの方に席を取って、さて一寐入ひとねいりという恰好で、備えつけの毛布の上によこたわるのでした。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)