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一叢
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いっそう
ふりがな文庫
“
一叢
(
いっそう
)” の例文
隅屋
(
すや
)
新左、
恵美
(
えみの
)
正遠、河原九郎正次など、いずれも兄の手勢の者だ。——すぐこのさきの
一叢
(
いっそう
)
の林に、正成以下みな旗を伏せて、しばし戦機を見つつ一ト息入れておられるという。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
空気
透徹
(
すきとお
)
りたれば、残る
隈
(
くま
)
なくあざやかに見ゆるこの群の
真中
(
まなか
)
に、馬車
一輛
(
いちりょう
)
停
(
と
)
めさせて、年若き貴婦人いくたりか乗りたれば、さまざまの
衣
(
きぬ
)
の色相映じて、花
一叢
(
いっそう
)
、にしき一団、目もあやに
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
叢
漢検準1級
部首:⼜
18画
“一叢”で始まる語句
一叢林
一叢立