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てふ
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という
ふりがな文庫
“
てふ
(
という
)” の例文
上に引いたフィリップ氏の言葉通り、今の世界に
絶迹
(
ぜっせき
)
たる過去世期の諸爬虫の遺骸化石が竜
てふ
(
という
)
想念を大いに助長したは疑いを
容
(
い
)
れず。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
『和名抄』に蛇和名倍美
蚖蛇
(
げんじゃ
)
加良須倍美
(
からすへみ
)
蚺蛇
(
ぜんじゃ
)
仁之木倍美
(
にしきへみ
)
とありて
幣美
(
へみ
)
てふ
(
という
)
名ぞ
主
(
むね
)
と聞ゆる、同じ『和名抄』蝮の条に、〈俗あるいは蛇を呼ぶに反鼻と為す
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
回祖
(
マホメット
)
の鉄棺が中空に懸る
てふ
(
という
)
欧州の俗談(ギボン『
羅馬帝国衰亡史
(
デクライン・エンド・フォール・オブ・ゼ・ローマンエンパイヤー
)
』五十章註)に似たり。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
智馬死すると聞いてたちまち
叛
(
そむ
)
き去ったとは
信
(
うけ
)
られがたいようだが、
前達
(
せんだっ
)
て『太陽』へ出した「戦争に使われた動物」
てふ
(
という
)
拙文中にも説いた通り、昔は
何地
(
いずく
)
の人も迷信重畳しおり
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“て”で始まる語句
て
てゝご
てんしょう
てんまはじゅん