“遮蔽”の読み方と例文
読み方割合
しゃへい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
病院建築にしても、無論その例外ではない。もつとも技術的ないし人道的な見地から、特例として局所的な遮蔽しゃへいの行はれる場合もある。
わが心の女 (新字旧仮名) / 神西清(著)
日本人は「陰影」というものに敏感で、直射光よりも間接光、あけひろげた明るさより、遮蔽しゃへい物によってやわらげられた光りを好んだ。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「では、どうぞ。防空壕は、第二階段をお下りください。窓の遮蔽しゃへいは、おさわりになりませんように。失礼いたしました」
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)