“吃驚仰天”の読み方と例文
読み方割合
びっくりぎょうてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ヒエッ!」商人体の男は吃驚仰天びっくりぎょうてんして、前後の考えもなく、少女の身体をその場にドサリとほうり出した。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
吃驚仰天びっくりぎょうてんした顔をしたが、ぽんとといの口を突出つきだされたように飛んだもの。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ざまア見やがれ泥棒め! 何んと吃驚仰天びっくりぎょうてんか!」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)