“ヴァイオリン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
提琴75.0%
胡弓25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次に彼女は提琴ヴァイオリンを持って来た。盲目の先生は、弦を支える駒を、楽器のあちらこちらに上下させて、それが提琴と同じ音調になるようにし、彼の琴を西洋音楽の音階に整調した。
実は、終曲フィナーレ近くで、二つの提琴ヴァイオリンが弱音器を付けたのですよ。ですから、かえって私は、ベルリオーズの幻想交響楽シンフォニカ・ファンタジアでも聴く心持がしました。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
彼女の声は情熱の為に胡弓ヴァイオリンいとのようにふるえていた。
西班牙の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)