“モロコシヤウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:もろこしやう
語句割合
唐土樣33.3%
唐樣33.3%
唐土様16.7%
唐様16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうしてツムめた藕絲は、皆一纒めにして、寺々に納めようと、言ふのである。寺には、其々ソレヽヽ技女ギヂヨが居て、其絲で、唐土樣モロコシヤウと言ふよりも、天竺風な織物に織りあげる、と言ふ評判であつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
其飛鳥の都も、高天原廣野姫尊樣タカマノハラヒロヌヒメノミコトサマの思召しで、其から一里北の藤井个原に遷され、藤原の都と名を替へて、新しい唐樣モロコシヤウ端正キラヽヽしさを盡した宮殿が、建ち竝ぶ樣になつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
かうしてツムめた藕糸は、皆一纏めにして、寺々に納めようと、言ふのである。寺には、其々ソレソレ技女ギヂヨが居て、其糸で、唐土様モロコシヤウと言ふよりも、天竺風な織物に織りあげる、と言ふ評判であつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其飛鳥の都も、高天原広野姫尊様タカマノハラヒロヌヒメノミコトサマの思召しで、其から一里北の藤井个原に遷され、藤原の都と名を替へて、新しい唐様モロコシヤウ端正キラキラしさを尽した宮殿が、建ち並ぶ様になつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)