“モミヂ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:もみぢ
語句割合
黄葉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬は春になり、夏山と繁つた春日山も、既に黄葉モミヂして、其がもう散りはじめた。蟋蟀は、晝も苑一面に鳴くやうになつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
冬は春になり、夏山と繁つた春日山も、既に黄葉モミヂして、其がもう散りはじめた。蟋蟀は、晝も苑一面に鳴くやうになつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
百部は、ハヤくに写し果した。その後は、千部手写の発願をした。冬は春になり、夏山と繁つた春日山も、既に黄葉モミヂして、其がもう散りはじめた。蟋蟀コホロギは、昼も苑一面に鳴くやうになつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)