“ヘステン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乗馬像25.0%
25.0%
馬像25.0%
騎馬像25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一度石が乗馬像ヘステンの下の鉄柵内へ逃げこんだときなど、かれは歩道にしゃがんで白い手を伸ばしていろいろに骨を折ったあげく、ようよう石をつまみ出して
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
物々しい甲冑かっちゅうを着たクリスチャン五世の騎馬像——一ばんには単にヘステンと呼ばれている——が滑稽なほどの武威をもってこの1928の向側のビルディングの窓を白眼にらんで、まわりに雑然と
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
新しい王様の市場コンゲンス・ニュウトルフ馬像ヘステンの主クリスチャン五世がつくった広場プラザ。そのむこう側のシャアロッテンボルグ宮殿は五世のきさきシャアロット・アメリアの記念。現今は帝室美術館。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
ゆくさ来るさの車馬と女の頬の農民的な赤さ——この丁抹デンマーク的雰囲気のまんなか、正面クリスチャン五世の騎馬像ヘステンに病人のような弱々しい陽脚ひあしがそそいで、その寒い影のなかで
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)