“パウロ”の漢字の書き方と例文
語句割合
保羅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかして神と真理とを知る惟一のみちとしては使徒保羅パウロの語にしてルーテルがの信仰の城壁と頼み「プロテスタント」教の基石きせきとなりし左の題字を以てせり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
彼は野心あり、修煉少く、霊想いま真醇しんじゅんならず、思慮浅薄なる保羅パウロなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
栄光の王は神の右に坐するありて、ソクラット、保羅パウロ、コロンウェルのはい数知れぬほど御位みくらいの周囲に坐するあり、荊棘いばらかんむりを頂きながら十字に登りし耶蘇基督いえすきりすと
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
しこうして藤田は実に水戸派の保羅パウロなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
如何いかなる芝居の脚本かこれにまさるの悲劇歓劇をするあるや、摂理の戯曲(Romance of Providence)を読むものは保羅パウロとともに絶呼せざるを得ず
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)