“ゼーレ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
心像50.0%
性情50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心理分析プシヒョアナリーゼだ。犯人の神経病的天性を探ることと、その狂言の世界を一つの心像鏡として観察する——その二点に尽きる。ねえ支倉君、心像ゼーレは広い一つの国じゃないか。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
曰く性情ゼーレの動作にして意思ガイスト——考察と共に詩術の要素をかたちづくるもの即ちこれなり。けだし著者は詩境と人境との区別あるを知つて、之を実行するに当ツては終に区別あるを忘れたる者なり。
舞姫 (新字旧仮名) / 石橋忍月(著)