“スピリツト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
精靈50.0%
精神50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それらの精靈スピリツトは、目に見えない靈の世界で、人間のやうに飮食し、人間のやうに思想して生活してゐる。
宿命 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
ただ私が知つてることは、人間の執念深い意志のイデアが、死後にも尚死にたくなく、永久に生きてゐたいといふ願望から、多くの精靈スピリツトを創造したといふことである。
宿命 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
吾人が明らかに知り得る一事あり、其は他ならず、現在の「生」は有限なること是れなり、然れども其の有限なるは人間の精神スピリツトにあらず、人間の物質なり。