“コンモンプレース・ブック”のいろいろな漢字の書き方と例文
兎を野猫児とはこれを啖肉獣たる野猫の
児分と見立てたのか。ただしノルウェーの兎は雪を
潜って
鼷鼠を追い食う(一八七六年版サウシ『
随得手録』三)
ウンチミッタ辺で毎朝蝋のごとき粗製の黒砂糖と麦粉と
牛酪を練り合せて泥丸となし、馬に
嚥ましめ、その後口を洗い歯を
潔めやると見え、サウシの『
随得手録』二には
一六八一年に成ったフライヤーの『
東印度および波斯新話』一二三頁に、蝮酒は
肺癆を治し、娼妓の疲れ痩せたるを復すといい、サウシの『
随得録』四には、蝮酒は
能く性欲を強くするとある。