“キロメートル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:きろめーとる
語句割合
83.3%
基米16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間道が一条、柵のまえを通っていた。そこから三キロメートル離れたところを通っている街道に通じる道である。
初雪 (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
「うん、むろん地球より小さいけれど、それでも、直径三千四百何十キロメートルという、でっかいものだよ。ところでね、一太郎君、一つおもしろい実験をやってみようか」
智恵の一太郎 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
気絶する程に痛い足を十基米キロメートルも引摺り引摺り、又もあの鉄と火のざき地獄の中へ追返されるのかと思うと、自分自身が苛責さいなまれるような思いを肋骨あばら空隙くうげきに感じた。
戦場 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
やがて二基米キロメートルも来たと思う頃、半月の真下に見えていた村落の廃墟らしい処に辿り付いた。
戦場 (新字新仮名) / 夢野久作(著)