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ガラスえ
ふりがな文庫
“ガラスえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
硝子画
50.0%
硝子絵
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硝子画
(逆引き)
ここは
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の堂内である。ふだんならばまだ
硝子画
(
ガラスえ
)
の窓に日の光の当っている時分であろう。が、今日は
梅雨曇
(
つゆぐも
)
りだけに、日の暮の暗さと変りはない。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
神父は
厳
(
おごそ
)
かに手を伸べると、後ろにある窓の
硝子画
(
ガラスえ
)
を
指
(
さ
)
した。ちょうど薄日に照らされた窓は堂内を
罩
(
こ
)
めた
仄暗
(
ほのくら
)
がりの中に、受難の
基督
(
キリスト
)
を浮き上らせている。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ガラスえ(硝子画)の例文をもっと
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硝子絵
(逆引き)
もう余程前の旧作らしい色の
褪
(
さ
)
めた妙子の
仏蘭西
(
フランス
)
人形などが載せてあり、壁に
小出楢重
(
こいでならしげ
)
の小さな
硝子絵
(
ガラスえ
)
が一枚懸けてあるだけで、本来は殺風景な部屋に違いないのであるが
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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