“カキツ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:かきつ
語句割合
垣内57.1%
墻内42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仲麻呂は今年、五十を出てゐる。其から見れば、ひとまはりも若いおれなどは、思ひ出にまう一度、此ニホやかな貌花カホバナを、垣内カキツ坪苑ツボに移せぬ限りはない。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
仲麻呂は今年、五十を出てゐる。其から見れば、ひとまはりも若いおれなどは、思ひ出にまう一度、此ニホやかな貌花カホバナを、垣内カキツ坪苑ツボに移せぬ限りはない。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
寺の淨域が、奈良の内外ウチトにも、幾つとあつて、横佩墻内カキツタヽへられてゐる屋敷よりも、もつと廣大なものだ、と聞いて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
寺の淨域が、奈良の内外ウチトにも、幾つとあつて、横佩墻内カキツタヽへられてゐる屋敷よりも、もつと廣大なものだ、と聞いて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)