“エス・オー・エス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
救難信号66.7%
救援33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初に救難信号エス・オー・エス受信ききつけたのは、北海丸から二十カイリと離れない地点で、同じように捕鯨に従事していた同じ岩倉会社の、北海丸とは姉妹船の釧路丸くしろまるだった。
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
枝に葉をつけておいおいに船乗り達の頭へ強靭きょうじんな根を下ろしはじめた矢先き、それはちょうど一月ほど前の濃霧の夜、またしても汐巻沖で坐礁大破した一貨物船が、数十分にわたる救難信号エス・オー・エスの中で
灯台鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
どこに救援エス・オー・エスを求めることができたであろう——舵機を損じている艦は、三十フィート五十呎もある山のような波濤はとうに翻弄されて、ただ木の葉のごとくに揺り挙げられ揺り降ろされ
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)