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ウレタ
ふりがな文庫
“ウレタ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
うれた
語句
割合
慨
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慨
(逆引き)
此は、彼自身も自覚してゐたやうに、国事を憂ふるに値せぬ町人だつたに繋らず、其でも相応に、
慨
(
ウレタ
)
み、歎きはしてゐたのである。
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
歓びと
慨
(
ウレタ
)
みとが、心を揺つてゐた様子も察せられる。「況やかねての抱負も……」以下の述懐は、若い井手氏の心に、さう言ふ風に印象したのであらう。
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
仁孝天皇を泉涌寺陵に葬り奉るのを拝むとてゞある。此時の
慨
(
ウレタ
)
み歌は、知らぬ人は少いであらう。
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
……処女の
寝
(
ナ
)
すや板戸を
押
(
オソ
)
ぶらひ、我が立たせれば、
引
(
ヒコ
)
づらひ、我が立たせれば 青山に鵺は鳴き、さ野つ鳥雉はとよむ。にはつどり
鶏
(
カケ
)
は鳴く。
慨
(
ウレタ
)
くも鳴くなる鳥か。此鳥も、うち病めこせね。
鶏鳴と神楽と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ウレタ(慨)の例文をもっと
(2作品)
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