“ゑふで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
画筆50.0%
畫筆50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よし子は画筆ゑふでの手をやすめて、両手をばして、くびをあとへ引いて、ワツトマンを成るべく遠くから眺めてゐたが、仕舞に、小さな声で
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「えゝ、少し黒過くろすぎます」と答へた。すると、よし子は画筆ゑふでに水をふくませて、黒い所を洗ひながら
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
すぐるゝ才ある者といふとも誰とて驚かざるはなきかげすぢとをあらはせるは、げにいかなる畫筆ゑふでまたは墨筆すみふでの妙手ぞや 六四—六六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)