“わぎり”の漢字の書き方と例文
語句割合
輪切100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは白い身の軽い魚を塩湯煮しおゆでにするかあるいは蒸しておいて第百十八にあるような白ソースをかけて出します。魚の時はそのソースへ湯煮玉子ゆでたまご輪切わぎりを混ぜるとなお味が良くなります。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「なあに心配することはない。大丈夫。ただ、いろんなものが動きだすからね。……あッ、ほら、缶詰の中からパイナップルの輪切わぎりになったのが、ぞろぞろと外へせりだしてきた」
ふしぎ国探検 (新字新仮名) / 海野十三(著)
拝打おがみうち輪切わぎり袈裟掛けさがけ、はて、我ながら、気がえ、手が冴え、白刃しらはとともに、抜けつくぐりつ、刎越はねこえ、飛び交い、八面に渡って、薙立なぎたて薙立て、切伏せると、ばさばさと倒れるごとに
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)