“ろっかく”の漢字の書き方と例文
語句割合
六角100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、それに呼応して、甲賀の山地から、先に信長のために敗亡を喫した佐々木六角ろっかくも起って
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その小児こども振向ふりむけた、真白な気高い顔が、雪のように、さっと消える、とキリキリキリ——と台所を六角ろっかく井桁いげたで仕切った、内井戸うちいど轆轤ろくろが鳴った。が、すぐに、かたりと小皿が響いた。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
六波羅の大将は、かの佐々木道誉どうよの一族で、これも近江源氏の六角ろっかく判官ほうがん時信ときのぶだった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「オ、六角ろっかく殿でしたか」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)