“れいえき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
霊易50.0%
霊液50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「易といっても、わしのは心易しんえき、いや霊易れいえきといおう。地相、水相、また、天象てんしょうなど考えあわせ、じっと、目をつむったら、あの山に行けとが出た」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仙丹せんたんに練り上げて、それを蓬莱ほうらい霊液れいえきいて、桃源とうげんの日で蒸発せしめた精気が、知らぬ毛孔けあなからみ込んで、心が知覚せぬうちに飽和ほうわされてしまったと云いたい。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)