“るすばん”の漢字の書き方と例文
語句割合
留守番100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわば、いつも留守番るすばんをしたり、送りむかえをしてくれる二人の息子をなぐさめるための計画であり、久しぶりに月給をもらったひそかな心祝いでもあった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「あのなかの、小幡民部こばたみんぶ咲耶子さくやこ山県蔦之助やまがたつたのすけなどは、小太郎山こたろうざんのとりでに、留守番るすばんをしているそうです」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
途法とはふにくれた蘿月らげつはおとよの帰つて来るまで、否応いやおうなく留守番るすばんにとうちの中に取り残されてしまつた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)