“るいせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
涙腺85.7%
累遷14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父はその時始めて盲目めくら涙腺るいせんから流れ出る涙を見た。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
有難さにまたも新しい泉がこんこんと涙腺るいせんを熱する。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
氏は新政府に出身してただに口をのりするのみならず、累遷るいせん立身りっしんして特派公使に任ぜられ、またついに大臣にまで昇進し、青雲せいうんこころざしたっし得て目出度めでたしといえども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)