“りんせんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臨川寺85.7%
林泉寺14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臨川寺りんせんじの庭にきよして、獨り靜かに下瞰かゝんするに、水はあくまでみどりに、岩は飽まで奇に、其間に松の面白く點綴てんせつせられたる、更に畫圖ぐわとのごとき趣を添へたるを見る。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
桂離宮の玄関前とか、大徳寺だいとくじ真珠庵の方丈の庭とかは、その代表的なものと言ってよい。嵯峨さが臨川寺りんせんじの本堂前も、二十七、八年前からそういう苔庭になっている。
京の四季 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
僧は林泉寺りんせんじ宗謙そうけんであったが、振り仰いで
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)