“りょうかた”の漢字の書き方と例文
語句割合
両肩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時には両肩りょうかたと両腕とでUの字になることが要領じゃ、いたずらにここが直角になることは血液循環じゅんかんの上からもまた樹液運行の上からも必要としない。この形になることが要領じゃ。わかったか。六番
饑餓陣営:一幕 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
大河はにっと笑って、次郎の両肩りょうかたに手をかけ
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
早速右の肩がこぶの様にれ上がる。明くる日は左の肩を使う。左は勝手かってが悪いが、痛い右よりまだましと、左を使う。直ぐ左の肩が腫れる。両肩りょうかた腫瘤こぶで人間の駱駝が出来る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)