“りゅうちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
流暢98.7%
劉寵1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお、くどく言えば、その流暢りゅうちょうな日本語の技倆に驚かされたのではない、その言葉を操る口元と、かおを見て、あっと動揺したのです。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
豚は語学も余程よほど進んでいたのだし、又実際豚の舌はやわらかで素質も充分あったのでごく流暢りゅうちょうな人間語で、しずかに校長に挨拶あいさつした。
フランドン農学校の豚 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
血は漢室のながれを汲み、兗州えんしゅうの刺史劉岱りゅうたいは、彼の兄にあたる者だし、太尉劉寵りゅうちょうは、伯父である。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)