“りたいはく”の漢字の書き方と例文
語句割合
李太白100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(それの数値が大であればあるほど、二者の加算たる和が大きくなる。)例えば芭蕉や、ゲーテや、ニイチェや、ランボー、李太白りたいはくやが、ことごとく皆そうであった。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
牡丹亭で喋々喃々ちょうちょうなんなんの光景を、詩人の李太白りたいはくよだれを垂らして牡丹の葉蔭から見ている絵なぞがあって、支那一流の大甘物あまものだが、その中でも、呉青秀に関する記述の冒頭だけは
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「おや、苗字はわたしとおなじなのね。わたしはよいが、李太白りたいはく(唐朝の大詩人)さまは、さぞ……ホ、ホ、ホ、ホ」と、その花顔かんばせたもとの蔭につつみながら「ご迷惑がッていらっしゃるでしょうね」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)