“らしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
裸身81.8%
羅森9.1%
羅鍼9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
責められるだけ責められよう。尊氏は首をふかく垂れ、自分に許容できるかぎりの罪のしもとを滝の下の一裸身らしんみたいに浴びていた。涙は一滴も出なかった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、その木片を支那語の通辞である広東人カントンじん羅森らしんに示した。
船医の立場 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
そのなかには、ものさし(尺度)、間棹けんざお間縄けんなわ量程車りょうていしゃ羅鍼らしん、方位盤、象限儀しょうげんぎ、時計、測量定分儀、圭表儀けいひょうぎ、望遠鏡などがありました。
伊能忠敬 (新字新仮名) / 石原純(著)