“よろば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蹌這50.0%
蹣跚50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばばは、お通の体を、膝から下ろすと、蹌這よろばいながら、窟の外へとび出した。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どこからともなく蹣跚よろばい出てくるお艶は、毎日決まって近江屋の門近く立って、さて、天の成せる音声のどに習練の枯れを見せて、往きし昔日むかしの節珍しく声高々と唄い出でる。