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よびさ
ふりがな文庫
“よびさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
喚覚
66.7%
喚醒
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喚覚
(逆引き)
枕頭
(
まくらもと
)
で
喚覚
(
よびさ
)
ます下女の声に見果てぬ夢を驚かされて、文三が
狼狽
(
うろたえ
)
た顔を振揚げて向うを見れば、はや障子には朝日影が斜めに
射
(
さ
)
している。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
今のやうな
境涯
(
きやうがい
)
に
陥
(
お
)
ちることになつたのであつたが、ちやうど其の時分の淡い追憶のやうなものが
彼
(
か
)
の大学生によつて、ぼんやり
喚覚
(
よびさ
)
まされるやうな
果敢
(
はか
)
ない懐かしさを
唆
(
そゝ
)
られた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
よびさ(喚覚)の例文をもっと
(2作品)
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喚醒
(逆引き)
自分は倦怠と憂鬱に世の中も人間も厭はしくばかり思はれた頃、先生の作品によつて眠つてゐる感情を
喚醒
(
よびさ
)
まされ、生甲斐のある世界を見出した一人である。
貝殻追放:011 購書美談
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
よびさ(喚醒)の例文をもっと
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